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変動金利・40年超で5,000万超の借入額の危うさ

2024.10月、変動金利の基準金利が各金融機関一斉に上がりました。

2025.4月も金利変化が気になるところです。

 

今返済中の方も、これから住宅ローンを組まれる方も、変動金利って上がるんだってことを

昨年の上昇で実感されたと思います。

今回は0.15%の上昇で、それでも数十万円の総支払額の差になりますが、月々にすると3,000円前後なので

あまり気になっていないかもしれませんね。

(ちなみに5000万円の借入で0.15%違うと総支払額で140万円の差が出ます)

 

今後どのくらい上昇していくのかはプロでもわかりませんが、この金利上昇に「不安を感じている」という方で

現在住宅ローン返済中の方は、早いうちに(長期固定がもっと上がらないうちに)収支計算をした上で、

借換(他銀行で組み直し)を検討するのもいいと思います。

 

ちなみに、NISAなどの投資の利益で金利上昇に対応すればいいとアドバイスを受けて住宅ローンを組んだり、

20代の方に住宅建築・購入を勧めて返済期間を40年超にしたり、5000万円超のローンを組んだりと、

資金計画が心配になるようなことが多々起こっています。

「家が欲しい」と思うとそこに向かって一直線になる方が多いので、

不安になることなんて無いのかもしれませんが、気付いていないという可能性もあります。

もし、1つでも不安を感じたり、よくわかんないなということがあったら、一旦ストップしなければなりません。

これから40年超のローン返済を思えば、一旦立ち止まることなんて何てことないはずです。

 

これから新規に住宅ローンを組む方については、「各」金融機関の金利種類の確認が必要です。

同じ金融機関の中での比較ではなく、今まで取引が無いところも含めて複数の金融機関です。

後から借換(他銀行で組み直し)も出来ますが、やはり最初に組む時の選定って大事なので、

敢えて時間を作って動いた方が良いと思います。

これは土地や建築やさんを選定するのと同じくらい重要で一生のお金に関わることです。

比較することで、自分に合った金利の選定に気付いたり、数百万円の支払いに差が出ることも

ありますし、お金に関する気づきを得られることがあるはずです。

 

そしてさらに、「住宅ローンをいくらなら組んでも大丈夫か」を知るための計算が重要なことは

再三お伝えしていますが、無料ソフトでもエクセルでもいいのでぜひ計算してみてください。

そして、その計算をする時の住宅ローン金利は必ず「全期間固定」の金利を入れてください。

この計算に低い変動金利の金利を入れてしまうと、何とも楽観的なプランが出来上がって、

住宅ローンが大きくなり、それは最終的に老後資金不足に繋がる可能性があります。

 

実際に組む住宅ローンを全期間固定にしてと言っているのではなく、

変動金利で将来金利が上昇しないという資金計画では、後から自分が苦しむことに

なりかねません。自分に合った住宅ローン選定をしてくださいね。

 

株式会社あいFP事務所 代表取締役 菊地智恵

 

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